チタンアート制作プロセス 『鈑造』 バンゾウ

チタンアーティスト藤川哲也は長い期間、多種類金属の精密鈑金加工業の経験を持ち、高機能金属であり、難加工材、チタン板、加工技術を独自に研究開発してきました。 金属加工には、 古来より「鋳造」「鍛造」「鍛金」「彫金」「鎚金」などはありますが、主に板からの平面加、立体変形制作するカテゴリーがありませんでした。

藤川哲也は、東京での精密鈑金加工の経験を活かし、チタン板に特化した手作り加工技術、技法を研究し独自に考案、チタン『鈑造』と名付けました。扱いが難しく刃物の痛みも多く、特に金や銀細工には鑞付けが多用されますが、チタンは通常の鑞付けができないため、 接合、アッセンブリーには特殊な技法を採用します。工房内での手作り垂直統合、一貫制作を目指し、特殊な購入パーツ以外は工房内で自作、100%純チタンを採用した作品を制作しています。